潮田さんについて
1984年生東京まれ。Vocal/Guitar。ソロ、ロックバンド「QUATTRO」、サムベケット率いる「Samm Bennett's GHOSTSTEPPERS」などで活動。類い稀なるフィンガー・ピッキングと詩世界、碧く滋味あふれる声/歌、その酔いどれ吟遊詩人ぶりには、誰が言ったか知らないが、平成のスナフキンとの呼び声も高い。バンジョーやマンドリンも駆使し、王舟、Turntable Films、LOW IQ 01のサポート等、ソロ共々盛んな活動を展開している。2014年通算三枚目のソロ作「水のない海」をリリース。
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今回、熊本ではソロ、そして王舟さんとのデュオ、
福岡でも王舟バンドの一員としてフル回転して頂く潮田さん。
公式プロフィールの「平成のスナフキン」とはよく言ったものだなぁと思います。
透明度は近しいものがありますが、QUATTROのイメージで聞いたらびっくりですよね。
音は優しいんですが、簡単には入れなさそうな、とっても静かな自分の世界がある感じ。
雪がしんしんと降るような歌。乾いた声も素敵です。
↓はVIDEOTAPEMUSICさんが作ったMV。音のイメージとぴったりで美しいです。
潮田雄一(ushioda yuichi) / 夢をみた inc. AL『水のない海』 2014.02.19 on sale - YouTube
王舟さんについて
王舟 / oh shu
2010年、自主制作CDR「賛成」「Thailand」をリリース。
以降、東京を中心にソロ、デュオ、バンド編成など、様々な形態でライブ活動を行う。
2014年、いつまでたっても出ないと思われていた 1stアルバム「Wang」をfelicityからリリース。
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と、ここまでは公式プロフィールでございます。
ここからは、個人的な話も多分に含みつつご紹介をさせて頂きます。
王舟さんの音楽との出会いは、ネネカートがカバーしていた「New Song」でした。
最初に聞いた日から口ずさんで帰るくらい親しみやすいメロディ。
加えて、帰宅して見たこの動画でがっつり心を掴まれてしまったのです。
at nagi vol.1 「New Song」 - YouTube
この頃、ceroとか片想い周辺のアーティストにハマり始めていたので、こういう大人数の、楽団みたいな感じがたまらなかったんですよね。
しかし、ホームページを見てみても、CDRが2枚リリースされているのみで(これには「New Song」入っておらず、なんでー!てなった)しばらくは動画を漁る日々が続きます。
その後、東京に遊びに行ったついでに円盤でCDRを購入しました。
そのCDR1枚目、「賛成」の方は、動画から想像していた感じとはちょっと違って、内に向かっていくような感じのアルバムでした。
フォーキーでもあり、序盤の曲はエレクトロニカっぽくもある。
雨の日に聴いたりするととっても良い感じの1枚です。
「Wang」にも収録されている「瞬間」も収められているのですが、ほぼ違う曲なので、是非聞き比べてみてください。
CDR2枚目、「THAILAND」の方は4曲入りで「tatebue」と「Thailand」が入っていることもあり、だいぶ「Wang」の音に近づいてきた感じです。
そして今年、待望のアルバム「Wang」が発売されたのであります!
このアルバムが出るまでの長い道のりと、王舟さんの人となりが感じられるインタビューはこちら。
読むと、アルバムを聞くのが数倍楽しくなることうけあいです。
1曲目から、心がぱかーんと開くような多幸感・・・
全体的に、風通しがすごく良いかんじ。
天気の良い休日に聞きたくなります。あと、外で聞くのもオススメ。
ふわ~っと漂うように、色んなところを旅した気分になります。
飽きがこなくて、長く付き合っていけそうな1枚です。
そんなアルバム発売ツアーが発表されるも、もちろん福岡は予定に入っておらずがっかり、、、した直後、「呼んだら来てくれるかな・・・」という謎のやる気スイッチが入り、ちょっと周りの方々に相談してみたらどんどん背中を押され、実現に向けて動き出すことになりました。
ライブのツアータイトルは「Wang」ではなく「Ward」。
というのも、11月12日に7インチシングルが発売されるのです!
試聴はこちらからどうぞ。
New 7inch Vinyl "Ward / Niji" (sample) by ohshu - Hear the world’s sounds
前からライブではやっているようですが、まさかの電気グルーヴ「虹」のカバーも収録されています。
試聴してみるとこれがまたしっくり来ている!実はシンプルに良い曲ですよね。
どの曲が実際ライブで聞けるのか、皆さんもお楽しみにー!