九州ツアーはじまりからおわりまで(その1)

12/6と12/7、王舟さんのイベントに来て下さった皆さま、実現までにご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございます。

 

ようやく落ち着いてきまして、ここまでのことを記録しておきたいと思いました。

ツアーレポ+そこに至るまでのことなんかも諸々書きます。

 

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福岡には、個人的にイベントの企画をしている人(演者側じゃなくても)が沢山います。

自分の身近なところに、自分の好きなミュージシャンを呼んでくれる人がいて、こんなに面白いイベントがあふれているのに自分がわざわざやる必要無いかな、とずっと思っていました。

とともに、そういうイベントを企画している人がうらやましいとも思っていました。

 

今回のイベントに向けて動き出すきっかけになったのは「ライヴ・イン・ハトヤ」だったかもしれません。

と言っても、パッションフルーツ(王舟さん、ビーサンさん、oono yuukiさん、シャム夏目さん、neco森さんによるユニット)がすっごい良かったから!という訳ではなく(いや、もちろんライブは楽しかったですが)、その後に開催された写真展のほう。

 

静岡は伊東のハトヤホテルで開催されていたこともあり、福岡から参加していた人はそう多くはなかったはずで、写真展ももちろん東名阪で開催されることになっていました。

でも、自分だって写真は欲しいし、あの内容だったら参加してなくても様子が知りたいとかcero髙城君の写真欲しい!っていう人もいるんじゃないか?と思って、主催の仲原さんに福岡でもできないかとツイッター上で絡んでみたところ、普通にお返事を頂きまして。

結局実現はしなかったのですが、もしかしたら何か始まるかもしれない!とワクワクするスイッチがここで入ったような気がします。

 

私が持っていた王舟さん情報といえば、ネネカートが演奏する「new song」、youtubeの映像とCDR2枚だけ。

2013年の下北沢indie fanclubで少しだけライブも見ましたが、王舟さんにたどり着く前に相当疲弊していたこともあり、その時点でビビビと来ていた訳ではありませんでした。

にも関わらずいつの間にそんなに入れ込んでしまったのか?というのが自分でも分かりませんが、アルバム発売前に発表されたツアーがこれまた東名阪のみだったのを見て、福岡にも来てもらえないかなぁ、という気持ちがじわじわ沸き起こって来ました。

誰かが呼んでくれそうな気がしなくもなかったですが、どうしてもネネカートに一緒に出て欲しくて、これは自分でやるべきかもと思い立ち、比較的すぐにsouthpopのハルコさんとネネカートに話してみたら、みんな目を輝かせてどんどん背中を押してくれたもので、勢いづいてしまったのでした。

 

ちなみにこの話をしていたのがuteroでした。たぶん5/31にネネカートが出演していた時です。

そしてメールを見返すと、最初に打診したのが6/2。思い立ってからが結構早かった。

 

後々色んな人から「自分が呼びたかったのに!」と言われましたが、話を聞いた印象では、アルバム出てから、とか、そんなに精力的にライブやってないから難しそう、とか思っていたみたいです。

そうして、先人達がいつどのタイミングでどこから攻めるか、と考えていたであろう間に、ド素人のいちファンが、王舟さんホームページの「contact」という玄関の扉をごくごく普通にノックしてみたのでした。

 

つづく