九州ツアー はじまりからおわりまで(その6)

福岡でのチラシ配布は仕事終わりや休日に地道にやっていたのですが、熊本は集中して回らないと!ということで11/2のDringe Aughさんが出るやつと、翌日の原田仁さんのイベント狙って行くことにしました。

しかしこれまた個人的な予定も絡み、結構な強行スケジュール。

 

まず、出だしの12日。

早朝 福岡→大分の片田舎(車で約2時間かけて移動&法事)

夕方 大分の片田舎→大分駅(車で約2時間)

夜  大分駅熊本市内(車で約4時間)

という感じで、熊本に着く頃にはかなりぐったりしてました。

 

一旦ホテルに荷物を置いてNAVAROに行ったらDringeさん最後1曲しか聴けなかった・・・悔やまれる・・・

ここでやっとDoit Science土井さんに初めましてのご挨拶。

しかし、チラシ配りに来たのにお客さんも5人くらいしかいない・・・。よくよく聞いたら学祭期間でお客さん少ないとのことでした。がーん。

しかしさらに聞くと、翌日Doit Scienceも学祭出るとのことなので、よっしゃ配りに行ったろうやないかーい!とやる気復活。

そしてここにも来ていたゆうこさんに、完成形(この時点ではそう思っている)のチラシを渡すことが出来て良かった。

 

この日は、機材のご相談をさせてもらいたいとお伝えしており、結果ライブの打ち上げに混ぜてもらう形に・・・

相談すると言いつつ、機材のことに関しては何を聞いて良いかもわからぬ状態で、この時は普通に打ち上げ参加しただけの人になってしまいました。

Dringeさんをお見送りした後、土井さんが近くのロックバーDAYSにチラシを置きに行くとのことでお供することに。

膨大なCDがあって、リクエストした曲を流してくれる素敵な場所でした。

そこで少しだけ飲んで、お店を出た時には多分2時くらいにはなっていたと思いますが、その後も誰かと飲みに行くと言って土井さんは夜の町に消えて行きました・・・明日12時頃からライブなのに・・・色々と話を聞けば聞くほどクレイジー(尊敬の念を込めて)でした。

 

ホテルに戻ってTwitter見てたら、ゆうこさんから「チラシに熊本の時間と値段が載ってない」との連絡が。

 

…えっっ?

 

慌てて見直してみる。

ギャーーーほんとやーーー!!

 

深夜もいいとこでしたがチイコちゃんに連絡。

起きてたーーー、命拾いしたーーー!

すぐ修正してもらえてほんとに助かりました・・・

 

 

翌日、ホテルを出て東急ハンズで紙購入→モリコーネにご挨拶、中を見させてもらって気になるところを確認させてもらう→kinkosでチラシ印刷&裁断。

うおお、間に合わない~~~!

とりあえず学祭で配れそうな枚数切り終わってタクシーで急行!

どうにかDoit Science演奏中にたどり着いた・・・

配布も無事に終わり、清田さん山口さんにもご挨拶。

結局、ちゃんとPAさんも呼んで機材入れた方が良いのでは?という話になり、清田さんがあたって下さることに。

土井さんとやり取りさせて頂いている時点で感じていましたが、Doit Scienceの皆さんほんとに優しい・・・!!

実際にお会いするまでは、「あの音楽やってる方々や、、怖そうや、、」とびびっていましたが、おろおろしている私に代わり色々と手配を進めて下さいました。

もう熊本の方に足を向けて寝られません。

 

 

さて。大学からkinkosに戻ってチラシ裁断続き。

その後はゆうこさんリストに沿って配って回り、夜は再びnavaroへ。

navaroへ行く頃には、刷り直したチラシが配りすぎて無くなっていたため(馬鹿野郎)、普通に観客として行くことに。

 清田さんがドラムをやってるニューハワイ、すっごい良かった!短編ズも良かった!原田さんは時間的に見られなかった!

2日間で疲れ果てていたので、新幹線で戻ることを自分に許す。

 戻ってからkeith flackでやっていたTransista!で配らせてもらおうと思ってたのに、終了時間を勘違いしていて、新幹線車内でイベント終了を知る。そして死んだように眠りに落ちて福岡に戻ったのでした・・・。

九州ツアー はじまりからおわりまで(その5)

(その5)まで来たのにまだ10月の話・・・もうちょい続きます。

 

 熊本の出演者に関して、当初「王舟/潮田雄一/Doit Science/他」としていたように、もう1組出てもらおうと考えていました。

土井さんから色んな人をご提案頂いて、みんな良いなぁ~迷うなぁ~なんてのんきに考えていたのですが、会場側とのお約束で途中に休憩を30分挟むことになっており、タイムテーブルを考えてみると・・・時間足りなくない??となってしまう辺りが素人ですわ。

結局、そっと「/他」を外すことに・・・失礼致しました・・・。

 

あとは、時間と料金を決めないと!

普通、イベントやってる皆さんはきっちり予算組んでやったりしているものなんでしょうか?

今回金額設定したときは結構なザル会計でした。

最終的にどれくらいお客さんが来てくれるか勘でしかないですから。

この時点で想像できる支出と、頑張ってこの人数かな~、くらいで決めました。(これ、後で結構後悔することになります。)

 

時間に関して、熊本はDoit Scienceの皆さんが普通にお仕事されている関係上、リハに間に合うかどうか分からない問題があったのですが、解決しないままとりあえずできる範囲で遅い時間に設定することに。

福岡は、もう個人的な好みでだいぶ早く設定させてもらいました。

私、ただのOLなので、観客の立場からすると日曜日に遅くまでライブあるのが結構きつい、と常々思ってまして。

ライブに慣れてない人だとさらにそう思うんじゃないかと(逆に、慣れている人からすると戸惑いがあったでしょうが)。

あと、何で一番お腹減ってご飯食べたい時間にライブが始まるんだろ、という疑問もずっとあるんですよね。

福岡の時間設定だと20時過ぎくらいには終わる予定だったので、終わった後にご飯行ったり、一杯引っ掛けて帰ってもらえたら良いなと思って決めました。

 

さあ!情報が固まったらあとは告知だよ!

ということで本格的にチラシ配布開始です。

デザインをお願いしていたチイコちゃんがほんと素敵なのを作ってくれました。

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折角良いのを作ってもらったので、印刷する紙もイメージ通りにしたいと思って、文具屋での紙選びに付き合ってもらったりもしました。ありがたや~。

一時審査を通過した紙に実際印刷してみて、最終的に残った3種類の紙でだいたいずっと刷ってました。

カクバリズムスペシャルの時に配っていたのは行き当たりばったりのkinkosで選んだクラフト紙なのである意味初回限定盤(?)です。

予算第一で考えるなら、ネットで一気に刷るべきなんでしょうが、サイズも定形外だし紙も選びたいし、個人的な好みを優先してしまいました。もう少し余裕のあるスケジュールを組んでれば、もう少し安く済んだかもしれない・・・。

次回があれば活かしたい反省点です。

 

(その6予告)熊本でのチラシ配布行脚の巻! 

九州ツアー はじまりからおわりまで(その4)

デュオでOKという話になって、もう一度フラットな頭で会場を考えてみる。

今、仲原さんとやり取りしてたメールを見返していたら、デュオも福岡でやったらどうかという提案を頂いたことに初めて気がつきました・・・。

「移動費を抑えるためにも福岡で」とまで書いてもらっているのに完全に見逃していた・・・

ということからも、この時かなりいっぱいいっぱいになっていたことがうかがえます。

そうか、編成違いで福岡2daysも有りだったか。

そのことに全く気がついていないこの時の私。福岡の次に人が集まりそうなのは熊本かな~と思い巡らせ、ネネカート足立さんを通じてドイサイエンス土井さんから熊本の会場候補情報を頂き、ナチュラルに仲原さんのご提案を無視した形で「熊本で探しています」メールを送っている・・・。今更ながら申し訳無いです。

 

この間の9/15に行われたUteroのイベントで初めてHearsaysのライブを見ました。

出演者紹介にも書いていたように、ライブが終わる頃にはすでに出演してもらいたいなと思っていたのですがその日はふんぎりがつかずに後日打診、無事OKを頂けました。

これで福岡の出演者は決定!

 

会場の方は、土井さんからのご連絡を待つ間も、熊本がダメだった時の可能性を考えて他地方含め問い合わせしまくる。

そうこうしているうちに10月に突入。

そろそろツアーの情報が公開される予定ということで焦りがつのるばかり・・・

この後はもう怒涛のギリギリ進行でした。

 

10/4 土井さんから「モリコーネが空いているはず」という連絡が!!

10/5 モリコーネに連絡&条件確認。仲原さんにもご連絡。

10/6 モリコーネから会場使用&告知開始OK頂く。

10/7 ツアー情報解禁!!

 

はー、今思い返しても恐ろしかった。

もしこの時点で土井さんからご連絡もらえてなかったら、熊本でやるかどうかも決まらないから「12/6 会場未定(九州地方のどこか)」という謎めいた情報がアップされるとこでしたよ・・・

 

情報解禁直前にこのブログを作成しまして、解禁の時間ちょうどに公開すべく自宅で待機。王舟さんホームページに情報が出たのを確認した直後に「公開開始」をぽちっとな、というアナログな感じでスタート。

自分のツイッターでも早速告知し始めたのですが、すぐに反響があって嬉しい反面震え上がってました。

RTされていくたびに後戻り出来ない感が・・・(後戻りする気はさらさら無いんですけど、「現実だぞ!」「責任重大だぞ!」っていうのを突きつけられていく感じ?)

ただそれ以上に、王舟さんを待ってる人が九州にこんなにいたんだ!という喜びも凄く感じてました。

この時点の熊本の情報なんて、日付と会場しかなかったのに、いきなり福岡熊本2公演予約してくれた方がいらっしゃって、ほんとびっくりしました。それがこの後かなり力になって頂くことになるゆうこさんでした。

 

さて、熊本の情報を詰めると同時に告知もどんどんやっていかねば!ということで、チイコさんに改めてチラシのデザインなどを相談。

カクバリズムスペシャルで絶対配る!と意気込んでいたものの、このあたりのスケジュールもかなりギリギリ・・・

 

10/10 Doit Scienceの出演が決定!

10/11 チイコさんからデザイン上がってくる

10/12 仲原さんにもOK頂く

10/13 カクバリズムスペシャルで配布開始~!

 

余談ですが、このくそ忙しいタイミングで朝霧JAM(10/11・12開催)に行っていた私・・・

演奏を横目にチラシのデータをやり取りしていたりして全然落ち着かないぜ!

その上、台風が近づいていて、そもそも福岡に帰る飛行機が飛ぶのか?という不安も。

予定よりかなり早く空港入りし、「確実に飛ぶことが決まっている便があればそちらに変更して下さい!」と鼻息荒く訴え、無事に戻って来ることが出来ました。ANAで予約してた自分えらい。

 

福岡到着後一旦帰宅し荷物を置き、暴風の中カッパを着て天神へ。kinkosでチラシ印刷&裁断を済ませそのまま会場のアーリービリーバーズに駆け込む。

ライブも無事に見れましたし、会場でイベンターの方に直談判し、終了後に外で配らせて頂くことができました。。。

ちょいちょいお客さんからの反応も頂き、配布中にふらりと現れたシラフさんからも「王舟、友達だよ~」というコメントを頂いたりしました。

そして、ご予約頂いていたゆうこさんとも初対面。「何か出来ることがあれば・・・」とお話頂いて、初対面のくせに図々しくも、熊本でチラシ配布するとしたらどの辺が良いかお尋ねしてみたり。

 

そんなこんなで体力的にかなり死にそうになっていたのですが、翌日何とか仕事をやっつけ、箱崎まであだち麗三郎さん、伴瀬さん、藤井さんのライブを見に行きました。

再びゆうこさんにお会いしたのですが、すでに熊本のチラシ配布先リストを持って来てくれていて感動しました・・・。

改めて、告知頑張らねば!という気持ちが沸いてきたのでした。

九州ツアー はじまりからおわりまで(その3)

「あっ!」という間に8月が過ぎ去り、「11月まであと2ヶ月しかない!!」と焦っていたのは覚えていますが、メールを見返したら、9月1日の日付変わって即仲原さんにメールを送っていました。私どんだけ・・・

 

数日後、12/6と12/7の2日間という候補を頂き、まず考えたのは福岡の他にどこでやる?ということ。

(ツアーになるかも、という想像はうっすらしていたものの、当初はそこまでやる自信がなくて真剣に考えてなかった。)

さらに大事になったぞ、とおののきながら引き続き会場探し。

 

「new song」のMV(at nagi vol.1 「New Song」 - YouTube

のイメージが自分の中でとても強くて、ザ「ライブハウス」というような場所で見るイメージが全くできなかったことと、王舟さんの音楽自体が聞く人を選ばないので、普段ライブを見に行かないような人でも気軽に入れるような場所がいいという気持ちがあり、最初はカフェとかそういう開けた雰囲気の会場でやりたいと思っていました。

 

イメージに当てはまる会場問い合わせてみるものの、

・フルドラムセット&エレキベースが使えるところがなかなかない問題

・機材を持ち込まないといけない問題(機材知識ほぼゼロ)

・会場費問題

に頭を悩ませていました。

そして、上記をクリアしていても、結局空いてなかったりするともう軽く絶望もんです。

 

最終的に福岡はもう Uteroしかない!と思って空きを確認した時、「7日かその翌週のどちらかを使う」という仮予約が先に入っていました。

1週間くらい返事を待っていたのですが、これが7日で決まったらもう終わりや・・・という気持ちで毎日のように「翌週!翌週!翌週で決まってくれ~~~!」と念を送っていました。

メールの返事を開封する時は見るのが怖くてプルプルしてましたが、念を送った甲斐もあり7日が空いたとのこと!!

もうね、叫びましたよね。

 

しかーし、この時点(9月下旬)でもう1箇所を何県でやるかも決まってない状態・・・。

これが決まらないことには、12/6と7という日付自体を再調整しなければならないかも、と思うと気が遠くなりました。

 

ライブハウスがいよいよ難しいぞ・・・という状態になってきたので改めてご相談した結果、6日は王舟さんと潮田さんのデュオ形態に決まりました。

(熊本でバンド形態見たかった方すみません。NAVAROが空いていなかったのですよ、涙)

 

続く!

九州ツアーはじまりからおわりまで(その2)

たとえ失恋したその日でも結構ぐっすり眠れちゃう、寝つきの良さでおなじみの私ですが、出演依頼のメールを送った日はすっかり興奮してしまい、何年ぶりかのなかなか眠れない夜を過ごしました。(結局は寝る。)

 

暇がある時にはメールボックスを確認してやきもきするという落ち着かない数日間を過ごした後、ついにお返事が届きました!

書きながらこの時のことを思い出して今どきどきしてます。

 

ご担当の方は仲原さん、、、仲原さん!?ハトヤの人やん!!

言われてみれば、王舟さんのアルバムはfelicityからリリース、そして仲原さんのツイッターアカウントにも「felicityのA&Rもやっています」とありますが、そのあたりが自分の中で繋がる訳もなく、ただただびっくりしていました。

そして、ちょっと運命的なものも勝手に感じていたり。

 

後日、DOMMUNEでウォンブ特集をやっていた時、磯部さんだったかな?「オーガナイザーは病気」「普通の人がただの偶然と思うようなことを必然だと思い込む」みたいなことを言われていたのですが、それを聞きながらこの「運命的だ」と感じていた時の自分を思い出したりしてました。

 

打診をした当初は、ソロで来てもらってgigiとかでやってもらえたらほっこりしていい感じかも、そしてその規模ならまだ自分の手に負えそうだ、と思っていましたが、ツアーはバンドセットで考えられているということ。

諸条件も確認し、こりゃあ大事になったぞ、と思いながらもこの時点で止まることは全く考えていませんでした。

この日から早速会場探しが始まります。

 

候補の場所をいくつか下見させていただいたりもしました。

会場の方にメールをするのも電話をするのもいちいち緊張していて、そういえば緊張しいだし人見知りがちだし、会場に行ったら行ったで何を確認すればいいんだっけ?とすぐ混乱してしまうし、こんなことで本当にやり遂げられるのか・・・と何度も不安に陥ったりしてました。

そもそも、何の後ろ盾もコネもなく、「えとうと言います。イベントやりたくて会場探してます」っていうのがなんとも、、、ボロ舟で、いや、身一つで大海原に乗り出すような気分とでも言いましょうか。

 

ただ、この間もハルコさんにちょいちょい相談に乗ってもらったり、会場の方が興味を示してくれたりするのを燃料にして動いていたような気がします。

そして何より、この間に「Wang」がリリースされたのも大きな力になりました。「音源聞いて、微妙だったらどうしよう・・・」なんてちらっと思ったこともありましたが、マジで杞憂でした。

誰よりも自分がライブで聞きたいと思いましたし、イベント開催まで、不安になる時にはずーーーっと聞いてました。

 

元々9月~10月頃に開催できたらという話だったのですが、結局メンバーの皆さんの都合がつかず、11月~12月で再調整することになり、8月は空白の期間となりました。

 

まだまだつづく。 

九州ツアーはじまりからおわりまで(その1)

12/6と12/7、王舟さんのイベントに来て下さった皆さま、実現までにご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございます。

 

ようやく落ち着いてきまして、ここまでのことを記録しておきたいと思いました。

ツアーレポ+そこに至るまでのことなんかも諸々書きます。

 

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福岡には、個人的にイベントの企画をしている人(演者側じゃなくても)が沢山います。

自分の身近なところに、自分の好きなミュージシャンを呼んでくれる人がいて、こんなに面白いイベントがあふれているのに自分がわざわざやる必要無いかな、とずっと思っていました。

とともに、そういうイベントを企画している人がうらやましいとも思っていました。

 

今回のイベントに向けて動き出すきっかけになったのは「ライヴ・イン・ハトヤ」だったかもしれません。

と言っても、パッションフルーツ(王舟さん、ビーサンさん、oono yuukiさん、シャム夏目さん、neco森さんによるユニット)がすっごい良かったから!という訳ではなく(いや、もちろんライブは楽しかったですが)、その後に開催された写真展のほう。

 

静岡は伊東のハトヤホテルで開催されていたこともあり、福岡から参加していた人はそう多くはなかったはずで、写真展ももちろん東名阪で開催されることになっていました。

でも、自分だって写真は欲しいし、あの内容だったら参加してなくても様子が知りたいとかcero髙城君の写真欲しい!っていう人もいるんじゃないか?と思って、主催の仲原さんに福岡でもできないかとツイッター上で絡んでみたところ、普通にお返事を頂きまして。

結局実現はしなかったのですが、もしかしたら何か始まるかもしれない!とワクワクするスイッチがここで入ったような気がします。

 

私が持っていた王舟さん情報といえば、ネネカートが演奏する「new song」、youtubeの映像とCDR2枚だけ。

2013年の下北沢indie fanclubで少しだけライブも見ましたが、王舟さんにたどり着く前に相当疲弊していたこともあり、その時点でビビビと来ていた訳ではありませんでした。

にも関わらずいつの間にそんなに入れ込んでしまったのか?というのが自分でも分かりませんが、アルバム発売前に発表されたツアーがこれまた東名阪のみだったのを見て、福岡にも来てもらえないかなぁ、という気持ちがじわじわ沸き起こって来ました。

誰かが呼んでくれそうな気がしなくもなかったですが、どうしてもネネカートに一緒に出て欲しくて、これは自分でやるべきかもと思い立ち、比較的すぐにsouthpopのハルコさんとネネカートに話してみたら、みんな目を輝かせてどんどん背中を押してくれたもので、勢いづいてしまったのでした。

 

ちなみにこの話をしていたのがuteroでした。たぶん5/31にネネカートが出演していた時です。

そしてメールを見返すと、最初に打診したのが6/2。思い立ってからが結構早かった。

 

後々色んな人から「自分が呼びたかったのに!」と言われましたが、話を聞いた印象では、アルバム出てから、とか、そんなに精力的にライブやってないから難しそう、とか思っていたみたいです。

そうして、先人達がいつどのタイミングでどこから攻めるか、と考えていたであろう間に、ド素人のいちファンが、王舟さんホームページの「contact」という玄関の扉をごくごく普通にノックしてみたのでした。

 

つづく